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くせ毛との向き合い方



こんにちは。



福岡マンツーマン美容室


橋本明弘です。








僕はくせ毛です。





僕が自分のくせ毛が好きになれたのは


実をいうと

ここ最近なんです。





小さい頃から自分自身のくせ毛にいつも

悩まされていていました。




小学校高学年の頃から気になりはじめ


中学、高校と自分の髪を好きだと

思える時は無くて



サラサラヘアの友だちを羨ましいと

ずっと思っていました。







美容学生の頃も美容師になり

様々なヘアスタイルにしましたが


色んなヘアスタイルにすればするほど

くせ毛じゃなかったらもっと

色んな髪型ができるのに、、、。




くせをコンプレックスと捉えてしまうことは

変わらなかったです。




 



しかし美容師になって


自分がくせ毛で良かったと思える瞬間もありました。





それは


くせ毛のお客様の気持ちが痛いほどわかる。

ということです。



髪にくせがある人が意外と多いということもわかりました。




くせが無くてもそれぞれ

なんらかの髪の悩みを抱えています。





僕自身が悩んできたからこそ

髪に悩んでいる人の気持ちを理解しようと

強く思えたとも思います。





くせ毛や髪の悩みに対してどのような

提案、アプローチをすれば

お客様に喜んでいただけるのか。


長い間

試行錯誤しながら仕事に取り組んできました。








今日はくせ毛の悩みに対して

フォーカスしようと思います。



くせ毛に対しての対応方法を

ざっくり分けて考えると




くせ毛を活かす方法

くせ毛を無くす方法



この2つしか存在しません。





無くすと言っても

生えてくるものを完全に髪質を完全に変えるのは

かなり難しいので一時的なものとなります。





縮毛矯正やストレートパーマなどの

アプローチですが

一定期間は扱いやすくなりますし

ご自身のくせへのコンプレックスから解放されます。




縮毛矯正に関しての

メリット、デメリットは過去のブログで触れているので今回は割愛します。




 




今日深堀したい部分としては




くせ毛が嫌でどうにかしたい。

でも縮毛矯正はもうしたくない


どうすれば良いの??


といった方に向けてになります。





まずさっそく

結論からお伝えします。




カットの方法とスタイリング剤でくせ毛は

好きになれます。




まず

カットには

くせ毛を活かすカットと

くせ毛を活かせないカットがあります。






くせを活かすカットをして

ご自身のヘアスタイルも

ご自身のくせも好きになりましょう!


という提案です




それに伴い

スタイリング剤がアシストしてくれるイメージです。












ヘアカットには

静と動が存在します。



重さ、軽さともいえます。





くせ毛にとっては

この重いか軽いかが非常に重要です。

なぜかというと髪の動き方が変わってきます。





くせ毛に対するカットにおいて


髪の重なりで重さのコントロールをします




髪の重なりに関しては


重い▶︎ワンレングス(全ての髪が同じ長さに重なること)



軽い▶︎レイヤー(下より上の髪型段々と短くなること)




髪は軽ければ軽いほど

動きますし、重いほど動きづらくなります。




シンプルに

じゃあ重くカットしたほうがくせ毛は

扱いやすい??

というと

そうではありません。





くせ毛は

どこを抑えて、どこを動かすか


が大切となります。




逆にいうと

カット次第ではくせ毛じゃないのに

自分はくせ毛だと思い込んでいる方もいます。



それは

髪の生え方に対して

カットの仕方がミスマッチしている状態です。



決してカットが下手な訳ではありません。

日本の

美容師さんは皆さんかなり勉強しますし

練習もたくさんします。



単に選択を間違えているんです。




教えられた通りにカットする。


マニュアルに沿ってカットする。


それでは多種多様なくせ毛に対応できません。



それぞれの

ヘアスタイルには一定の切り方

が存在します。




僕も昔はヘアスタイルを

学んできた通りにカットしていました。



そうすると何故か

上手くいくパターンと上手くいかないパターン

がある事に気づいたんです。



じゃあ基本を無視して

オリジナルでめちゃくちゃにカットしているかというとそうでは無く



セオリーから外さないといけないところ

頭の部分においてあるということを

心得ているか。が大事になってきます。




カットが上手いと思う美容師さんは

みなさん柔軟性が高く、臨機応変に対応してると言えます。




例えば襟足の癖が浮く事が悩み


だけど襟足に重さがボテっと残ると

デザイン的に可愛くない。



その場合どうするか?


重さと軽さを共存させるんです。




襟足のくせを抑えるために

重さを残す。しかしその部分一体を全て重くせず

そこから上をいきなり軽くする。


そうする事で

見た目は軽いのにカットラインとしては

重さが(ワンレングス)が存在するので

くせを抑えてくれて結果としてハネづらくなります。



これは一例ですが


ポイントポイントにおいて

このような要素を積み重ねて一つのヘアスタイルを完成させます。






 



根本的に

くせ毛の何が嫌なんだろう?


と、よーく考えてみると



変に見える


これに尽きると思うんです。





「扱いづらいんです」



この意識があるという気持ちの

裏側には


こうしたい。こうなったら良い


という理想のスタイル、

つまりゴールが存在しているんです。



その理想のカタチやゴールのイメージが

鮮明に出来ていないとしても

なんかしっくり来ていない状態である

ということは確かなんです。




こうしたいと

思い描くゴールは当然、変じゃないんです。

だけど、現実は変に見える。

それは原因がくせだから



という気持ちなんだと思います。



では

そもそものゴールを変えてみてはいかがでしょうか?




例えば



パーマをかけているように見えるヘアスタイル



動きが出ていて華やかに見えるヘアスタイル



なんだか顔が明るく見えるそんなヘアスタイル




それをくせにアシストしてもらうといった

イメージです。






次にスタイリング剤に関してです。




ジェルは私にあわない。


ムースは使えない。


ワックスの使い方がわからない。



そんな風に思った経験あると思います。



僕も美容師になる前は

自分はハードワックスしかダメだと思い込んでいました。



むしろ

男性はみんなハードワックスを使うものだ。


と思っていましたし


メーカーなんかも

周りの友だちが使っているものと同じものを

とりあえず使っていました。




しかし


例えば同じハードワックスというものも


メーカーや種類によって


硬さや、伸び、水分量や油分、持続力など

微妙に違うんです。



また、

それぞれのヘアスタイルによって


スタイリング剤の付け方も変わります。




ドライの状態でつけた方が良い場合もありますし、毛先だけ濡らす場合、Waxを水に溶かしてつける場合などなど



その髪、そのヘアスタイルに

一番適した付け方があります。





そのように

くせを活かすカットを最大限に良く見せてくれる

ヘアスタイリング剤をまず知ることが大切です。




 


冒頭にもお伝えしたように


僕も自分の髪を好きになるまで

時間がとてもかかりました。



おそらく美容師じゃなかったら

今でも

この髪質に苦しめられていたんじゃないかなぁと

思います。





しかし、色んな失敗を重ね

自分に合うカットの方法と

自分に合うスタイリング剤を見つけられたことに

よって


今は自分のくせを楽しめるようになり


スタイリングも楽しいと思えるようになりました。






一人ひとり


美的感覚やライフスタイルが違うので


全員がくせ毛を活かすことは

正直難しいと思います。



縮毛矯正や髪質改善においても

個人的にはすごく良い施術だと感じていることも

事実です。






しかし

今日のテーマでもある


カットでなんとかしたいと思っている方は

今後のご自身のヘアスタイルを

一度考えなおしても良いのかなぁと思います。







髪に対するお悩み

メニューに関するご相談など

お気軽にご連絡ください。







橋本明弘

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