こんにちは
福岡天神マンツーマン美容師
橋本明弘です
現在
天神のシェアサロンで
マンツーマン美容師をしています。
今日は
"僕のこれまでとこれから"
というテーマです。
自分がどういった経緯で
美容師になったか
また、現在どんな想いでこの仕事を
しているか
そして
ここから先
どんな美容師でありたいか
その辺りを綴っていこうと思います
①美容師を志したキッカケ
まず僕が美容師を目指したキッカケです。
ご来店いただいたことがある方は
ご存知だと思うのですが
僕は、小さい頃からくせ毛で
小学生くらいから
髪に対するコンプレックスがありました。
周りの友だちの髪がなびく姿を横目に
なぜ自分はなびかないのだろう?
と疑問に思っていました。
この髪がどうにかならないかと思い
髪を自分でカットしたり、Waxなどで
スタイリングしていました。
その中で
自然と髪への興味は増していったと思います。
その後
中学生になり友達に紹介してもらった
床屋さんに行きました。
技術、接客に魅せられて
その床屋さんが自分の中で
憧れの存在となりました。
ここの床屋さんの影響はかなり大きくて
自分が落ち込んだ時や
心を整えたい時
サッカーの試合がある前
そんな時に1ヶ月に一度
行くと元気になれる。前向きになれる。
また頑張ろうと思える
僕にとって
そんな場所で、無くてはならない場所でした。
ただ髪を切るだけでは無く
髪を切ることと同時に心を軽くしてもらえるような
そんな感覚でした。
将来的に
好きなこと
モノづくりに関すること
人と直接関わる
ことを仕事にしたいと考えていたので
自分も床屋さんのお兄さんのようになって、自分と同じ様な感情を
誰かに与えることが出来るようになりたい。
そう思う様になりました。
その後
床屋さんで少しの間バイト経験を積ませてもらい
アドバイスを基に美容学校に行くことになります。
②美容学校
いざ福岡の美容学校に入学し
とんとん拍子で美容師になりたかったのですが
ここで挫折を味わいます。
技術が下手で、成績がものすごく悪く
居残りをさせられる日々でした。
自分はそれなりに器用な方だと思っていたので
そうでないことにすごくショックを覚えました。
自分は努力しないといけないタイプだと
この頃に自覚し
家でも自主練、土日も自主練
夏休みも自主練、、、とにかく練習に明け暮れる
学生生活になりました。
2年生に上がる頃には努力が身を結び気づけば
上位の成績になって、無事に卒業出来ました。
今思うと
美容学校に自分は努力しないといけない。
という自覚が芽生えたことは
とても貴重な経験だったと思います。
③就職
将来、九州に帰って開業したい!
という目標を掲げ
それなら
まず一流の技術、接客を身に付けなければ!
という考えで東京の一等地で修行したいと
考えました。
自分の全く知らない土地
知らない人しかいない環境で
自分がどれだけやれるか。と、挑戦の意味を込めて
名古屋サロンに就職しました。
当初
東京に就職を希望していたのですが
たまたま
名古屋の代表と出会い
今後、東京に出店することや
お店のコンセプトに惹かれて
名古屋に行くことを決意しました。
やる気だけはめっちゃ溢れていたのか(笑)
たまたまタイミングが良かったのか
すぐ採用していただけました。
いざ
名古屋のお店で美容師スタート
ここでも美容学校同様
遅れを取ることになります。
同期が6人いる中で
シャンプーやカラー塗布のテストで最下位。
先輩に毎日叱られる日々。
同期がどんどん成長して
色んな仕事を任せてもらう中で
自分だけずっとシャンプーと床掃除だけ。
しかし、美容学校で学んだ
コツコツ努力する姿勢をここで発揮しようと
朝は1番にサロンに行き練習。
夜は1番遅くまで残って
ひたすら練習していました。
④アシスタント時代
少しずつカラーを塗らせていただけるように
なったり仕事を覚えていきました。
休みは毎週、駅でモデルハント。
22歳で
上京してからも
ひたすら休みの日も
練習とカットモデルとモデルハントと撮影をやり続けました。
上京してからも相変わらず
先輩には叱られてばかりでした。
(叱られるというか、よく考えると
ちょっと強めのアドバイスだったと思います)
今思うと、よく見捨てずに
僕を雇い続けてくれたなぁ。と自分で思うくらい
ダメダメでした。笑
アドバイスをずっとされていた
原因は一つでは無いのですが
大きくまとめると
本当の意味で客様のことを考えていなかった
からだと思います。
先輩から言われた
お客様にはこうしなさい。をそのままする
先輩に怒られないようにと
お客様に接する
失敗しないようにマニュアル通りにやろうとする
自分が良く思われるために
お客様にアドバイスをする。
などなど、、
とにかく
全ての行動が自分本位だったように思えます。
当時はお客様のために!みたいに思って
やっていたつもりだったと思うのですが
振り返って考えると
上記のような仕事の仕方だったと思います。
それは当然、毎日怒られる。笑
それでも
本当に暖かいお客様に恵まれ
優しいスタッフが支えてくださった
おかげで僕は美容師を続けられました。
3年経過したくらいから
お客様に感動を与えたい!
喜んでいただきい!
そのためにはどう行動するか。
を具体的に考え行動するようになりました。
自分は上司に怒られても良いから
時にはマニュアルを無視しても
なんとかこのお客様を綺麗に、可愛くしたい。
その一心で仕事に取り組むようになりました。
自分の行動が変わり
初めて
お客様にも、スタッフにも
少しづつ認めてもらえるようになってきました。
後編に続きます....